ビットコインで麻薬密売の愛知県の男を逮捕、問われる匿名性

10月21日愛知県警は、大麻や麻薬を密売目的で所持していたとして愛知県に住む無職・安藤忠臣容疑者(31)を麻薬取締法違反などの疑いでで逮捕しました。

事件概要

発端は2015年8月3日、逮捕された男は大麻約1800g、向精神薬515錠など末端価格にして約1020万円ものドラッグをアパート2室に隠し持っていた容疑が掛けられました。

さらに男はこのドラッグの取引において、客からビットコインで代金を受け取っていたとされています。
警察はこれをビットコインの匿名性と分散性の特徴を用い取引実態を隠す目的があったとみて、引き続き捜査を継続しています。

ビットコインにより裏社会的な犯罪も助長

表社会ではビットコインが便利さゆえに新しいサービスが続々と誕生しています。
しかしその現象は表社会にはとどまらず、普通の人々には関わりのない裏社会ではそれ以上の広がりを見せているとの見方もあります。

例として挙げると「闇のAmazon」とも呼ばれている大手違法売買サイト「シルクロード」。
ここでは本物のAmazon同様のビジネスモデルで運営されており、手数料さえ払えば誰でも商品やサービスを売買できます。
本物のAmazonと違うのは商品の制限のみ。
これによって今回のような麻薬の売買をはじめ、ハッキングデータや武器、中には殺人請負い業まで出品されているとのことです。

もともとビットコインは表社会で誕生した技術で、違法目的ではないはずでした。
一歩間違えると犯罪、でも規制をすればビットコインの優位性は損なわれてしまいます。
ビットコインに対して多少の犠牲を払って無法地帯を整備するか、優位性を守るために違法行為を黙認するか。
こういった一面がビットコインの特性に歯がゆさを覚えるところでもあります。

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