バルバドス、外貨準備にビットコインの使用を検討

ビットコイン

西インド諸島内、小アンティル諸島の東端に位置し、イギリス王国の1国でもある小さな島国、バルバドス。
この国は現在、とある経済学者による論文を受けて外貨準備にビットコインなどをはじめとする仮想通貨の使用を検討していることがわかりました。

外貨準備とは?

外貨準備というのは、通貨当局が為替の介入に使用するための資金であったり、その国で使用している通貨に危機が訪れて他国への債務の返済が難しくなった際のために準備しておく資金であったりします。

現在その外貨準備として用いられているものの内訳としては。

  • 外貨資産(預金や証券など)
  • 金(ゴールド)
  • IMFリザーブポジション(国際通貨基金・IMFの加盟国が出資した額に応じて借りられるお金)
  • SDR(IMFの加盟国が持っている特別引出金を受け取る権利)

となっており、今回の提案はここに仮想通貨を入れようというもの。

もしもの時のための外貨準備、というイメージですが、多く持ちすぎても為替リスクが高まるために先進国はあまり多く持たない傾向があります。
ちなみに外貨準備高が世界で最も多いのは中国、それに次いで日本というようになっています。

ビットコインを採用、その理由は?

ビットコインは中央政府を持たず分散型に運営される仮想通貨の中の一つで、徐々に世界中から指示を集めています。
しかし一方では価格変動の大きさゆえに金(ゴールド)と同等の扱いはし難いという意見もあります。

それを踏まえた上で経済学者ウィンストン・ムーア氏はバルバドスが今回参考にした論文を提出しました。
その論文によると、「中央政府や銀行を必要としない仮想通貨を外貨準備を補うツールとして用いれば、利点を被ることができる。」といいます。

ムーア氏は2010年から約5年間、バルバドスが外貨準備としてビットコインを0.01~0.5%の割合で所有した場合のシュミレーションをしていたようです。
その結果として、0.01%の所持であればビットコインの価格に大きな変化が起こったとしても損害は受けずにメリットだけを享受することが可能であることがわかりました。
さらにはこの割合でビットコインを外貨準備として採用した場合2025年には外貨準備が5倍になるとし、大きな期待を寄せています。

現在バルバドスではこの策について研究チームを結成し、実用化に向けてさまざまな検討が行われている段階のようです。

 

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