将来紙の契約書がなくなる?法律事務所がブロックチェーン技術を採用

「“モッピー”のセレス」と「“coincheck”のレジュプレス」が資本業務提携

ロンドンを中心に活動をするSelachii法律事務所は、業務における契約書を今後デジタル化するためにブロックチェーン技術を採用する意向があることを発表しました。

概要

今回の試みはテキサスでオープンな取引を目指すプラットフォームの開発を行う新興企業、Stashとの提携によるものです。

Selachii法律事務所が取り入れたプラットフォームは、2010年に開発されたトラストレスなサーバーによって自動的に資産を管理することができるものです。
ユーザー自身の秘密鍵があって資産の管理が行われるブロックチェーンの技術と同じように、秘密鍵が他の人に漏れない限り契約書にアクセスすることはできない仕組みになっています。

ブロックチェーンが担う資金管理を、そのまま契約書に適用した形です。

電子化導入の狙い

今回の契約諸電子化の導入の第一の目的は、民事訴訟契約の手続きにおいて何かしらの影響を与えるような法的効果を出すための当事者間での合意(=訴訟契約)を自動化することです。
そして最終的にはすべての契約書を紙を用いずに電子で発行できるようにすることを視野に入れているとのことです。

電子化を進めるために既に銀行数社とは協議に入っており、今年中にイギリスの顧客向けにサービスを提供、2016年には世界的な展開も計画しているようです。

契約書の電子化はいいことづくめ?

契約書の電子化を進めることによるメリットはたくさんあります。

 

  • コスト、時間、手間がなくなる
    情報伝達の際、紙に印刷して伝送する必要がないため封筒への封入や郵送費が必要なくなり、さらにはネットワークを通じて短時間で送信することができます。
  • データ改ざんが容易になると思われがちだが、秘密鍵により防ぐことができる
    電子化した場合、紙のように色褪せたり書き換えたりした痕跡が残らないため改ざんしたことがわからなくなってしまう可能性があります。
    しかしブロックチェーンの秘密鍵の機能があるためその心配はいりません
  • 押印された紙の書類と同等の力を持つ
    実際に押印したわけではないから、紙の契約書より法的に弱いのでは?という心配もあるかもしれません。
    2001年に施行された電子署名法によると、電磁記録を電子ファイルと読みかえることで電子ファイルに本人の電子署名がある、とみなされるようです。
    電子ファイルに本人の電子署名がある場合押印された紙の契約書と同じ法的力を持ちますので、安心して契約書の作成ができます。

一方デメリットはというと、あまりはっきりとしたものは思い浮かびません。
電子化したことで不安に感じたことも、ブロックチェーンの技術によって解決されていることが多いと思います。

今回のブロックチェーン技術を取り入れた法律事務所の電子契約書はまだ発行されているわけではないので、抜け目が出てくるとしたらこれからなのではないでしょうか。
今後の経過を見守りたいところです。

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